「QMA」STORY

QMA」(マジックアカデミーマジアカ・くま・熊)STORY

魔法学校登校日誌 2009年8月20日(木曜日)

・・・ルキアの部屋
ルキアがDSで遊んでいる。

ルキア)うーん、ここがこうだから、あそこが・・・。

コンコン

ルキア)はーい、どうぞ。開いているから、入っていいよ!

アロエルキアちゃん、一緒にお勉強やろう!

ルキア)わたし、今勉強したくないんだ。

アロエ)えー、そんなぁ・・・。ルキアちゃん、お勉強してなかったら、シャロンちゃんに怒られちゃうよ。

ルキア)今はパス。宿題全然わかんないから、勉強できないよ。

アロエ)ねえルキアちゃん、ちゃんとお勉強しようよ〜。

ルキア)今、いいところだから、話しかけないで。用がないんだったら出てって。

アロエルキアちゃん、お勉強しないといけないのに、あたしの言うこと聞いてくれなかった・・・。しゅん。

アロエがしょんぼりして出ていった。ルキアはまだDSで遊んでいる。

・・・シャロンの部屋

コンコン

シャロン)あら、アロエさん、どうしたんですの?

アロエルキアちゃんが、ルキアちゃんが・・・、えーん!

シャロン)詳しい話は中で聞きますから、入ってください。

アロエ)ひっく、・・・うん。

・・・

シャロンアロエさん、何かイヤなことでもあったんですのね。

アロエシャロンちゃん、あたしのお話ちゃんと聞いてくれるの?

シャロン)当たり前です。さっき何があったのか話して。

アロエ)はーい。さっきルキアちゃんの部屋に行ったんだけど、ルキアちゃん、ゲームして遊んでいたよ。

シャロン)ここまではよくあることですわね。

アロエ
それでね、「一緒にお勉強やろう」って言ったらね、「わかんないから勉強したくない」って言われちゃった。
ルキアちゃん、宿題まだ終わってないのに、遊んでてもいいのかなぁって思ったから、シャロンちゃんに言いに来たんだよ。

シャロン
確かにそうですわね。
夏休みの宿題が終わってないのに、遊んでいてはいけませんわね。
わかりましたわ。わたくしから、ルキアさんを叱っておきます。

アロエシャロンちゃん、ありがとう。

シャロン)早速ルキアさんの部屋に行って参りますわね。

シャロンはルキアの部屋に行った。

・・・再びルキアの部屋
ルキアはまだDSで遊んでいる。

ルキア)よし、もうちょっとで・・・。

コンコン

ルキア)今いいところなのに、誰ー?開いているから、入っていいよ!

シャロン)失礼いたします。

ルキア)あ、シャロン、どうしたの?

シャロンルキアさん、お話があります。

ルキア)話だったら後にして。今いいところだから。

シャロン)そうはいきませんわ。今しかできないお話です。

ルキア)・・・わかった。今いいところだけど、シャロンの話聞くから、ゲームやめるよ。

ルキアはDSを閉じて、ゲームをやめた。

ルキア)ねえシャロン、「今しかできない話」って何?

シャロンルキアさん、夏休みの宿題まだ終わってませんわね?

ルキア)うん、そうだけど・・・。

シャロン)ゲームをするのは、いつでもできます。夏休みの宿題は、今しかできません!どうして勉強しないんですか?

ルキア)だってわかんないもん。

ポカ!(シャロンがルキアの頭をげんこつでたたく)

ルキア)痛ったー!何すんのよ!

シャロンルキアさん!勉強しないんだったら、本当に怒りますわよ!

ルキア)宿題全然わかんないから、勉強できない!

パンッ!パンッ!(シャロンがルキアの左右のほっぺを1回ずつたたく)

ルキア)うっ!ううっ・・・!なんでたたかれないといけないの?やめてよ!

シャロンルキアさんが、勉強しようとしないからです!

ルキアシャロン、出てってよ!話したくない!

ヒュッ!ボスッ!(腹が立ったルキアはとっさに枕を投げつけ、シャロンの頭に当たる)

シャロン)ムキィーッ!!ルキアさん、今日は絶対許しません!

パシーン!(シャロンがルキアの右のほっぺをきつくたたく)

ルキア)うう〜っ・・・!うえ〜ん!

シャロン
「わからない」と言って勉強しようとしない、ルキアさんは大嫌いです!
話したくありません!時間の無駄ですから。さあ、早く帰りましょうか。

ルキア)ぐすっ、お願い・・・、シャロン行かないで・・・。

シャロンルキアさん大嫌いです!話したくありません!泣きついてもダメです!

パシーン!(シャロンがルキアの左のほっぺをきつくたたく)

ルキア)うう〜っ・・・!うえ〜ん!

シャロン)ふんっ!(怒)ルキアさんとは話したくありません!失礼いたします!

シャロンは怒って出て行った。

ルキア)うえ〜ん!

ルキアは、両ひざをついて泣き続けた。このことで、シャロンとルキアの仲が悪くなってしまった。果たして仲を取り戻すことはできるのだろうか・・・。