「QMA」STORY

魔法学校登校日誌 2010年2月5日(金曜日)

・・・シャロンとユリの部屋:朝7時ごろ
まだユリが寝ているので、シャロンが起こそうとしている。

シャロン)ユリさん、7時ですよ!そろそろ起きましょうね。

(ユリ)あ、シャロンさんおはよう。もしかしてわたしを起こしにきてくれたんだ。

シャロン)ま、まあ、そうですわね。

(ユリ)でも今日は、9時までに学校行けばいいから、もうちょっと寝るね。

シャロン)こら!起きなさい!

(ユリ)冗談だってば〜。ちゃんと起きるから〜。よっと。

シャロン)ユリさん、痛い目にあっても知りませんわよ。それよりもご一緒に朝ご飯にしましょう。

(ユリ)まだいいよ、時間早いんだし。今日はね「朝練」があるんだ。

シャロン)「朝練」ってどういうことですの?

(ユリ)簡単に言うとね今日の「マラソン大会」の練習、「ウォーミングアップ」ってこと。ルキアさんと「一緒にやろう」って、約束してるんだ。

シャロン)気を付けて行ってきなさいね。

(ユリ)シャロンさんは行かないんだ。一緒に行こうよ。

シャロン)行きません!

(ユリ)ふーん、シャロンさんってさ〜、わたしには「言うこと聞きなさい!」って言うのに、わたしの言うことは聞かないんだ。ねえ、行こうよ〜。

シャロン)だから、行きません!しつこいわねぇ。

(ユリ)そんなことしたら、わたしもシャロンさんの言うことなんか聞かないよ!そろそろルキアさん来るから、着替えるね。

ユリは体操着に着替え、その上にエンジ色のジャージを着た。

コンコン

(ユリ)はーい

ユリがドアを開けると、同じく体操着の上にエンジ色のジャージを着た、ルキアとナツミが来ている。

ルキア)ユリさん、おはよう。

(ナツミ)ユリ、準備万端だね。

(ユリ)ちょうど今着替えたところ。シャロンさんも誘ったら、「行かない」って言うんだ。

ルキアシャロンさんも一緒に行こう。

(ナツミ)シャロンさん、運動したら体あったまるよ。

シャロン)でもわたくし、運動はあまり・・・。

(ユリ)シャロンさん、そんなに関係ないって。

シャロン)ではわたくしも行きましょう。着替えるので、少し待ってくださらない?

(ユリ)シャロンさん、外寒いから上着たほうがいいよ。

シャロン)そうですわね。

シャロンもユリと同じく体操着に着替え、その上にエンジ色のジャージを着た。

・・・学生寮の玄関前

ルキア)運動始める前に、準備体操しよう。みんないるね?シャロンさん、ナツミさん、ユリさん。

シャロン)はい!

(ナツミ)はい!

(ユリ)はい!

ルキア)それじゃあ、2人組になろう。

(ユリ)なんかルキアさん、先生みたいだね。

ルキア)ユリさん、2人組になろうね。

(ナツミ)ユリー、一緒にやろう!

(ユリ)うん!

シャロンルキアさん、わたしとご一緒にしましょうか。

ルキア)いいよ!

この後、シャロン・ナツミ・ユリ・ルキアはランニングしに行ったのであった。