「QMA」STORY
魔法学校登校日誌 2010年3月30日(火曜日)
・・・シャロンとユリの部屋:お昼2時すぎ
<シャロンはインターネットをしている。ユリはベッドで昼寝している。>
(シャロン)うーん、何を書こうかしら・・・
コンコン
(シャロン)あら、誰かしら?すぐ開けますわ。
<ドアを開けるとリエルが来ている。>
(リエル)あの、シャロン様、ご相談したいことがあって参りました。
(シャロン)そうですの。詳しいお話は、中で伺うことにいたしましょう。ユリさん、起きなさい!
(リエル)失礼しまーす!
(ユリ)ふわぁ〜、気持ちよくお昼寝してのたにぃ〜。
(シャロン)いきなり起こしちゃって悪かったわね。
(ユリ)あれ、なんでリエルさんが来てるの?
(シャロン)ところでリエルさん、わたくしにご相談したいことって何ですの?
(リエル)実は新学期から購買部をリニューアルしようと、ひとりで棚卸していたんです。
(ユリ)なーんだ、関係ないじゃん。
(シャロン)ユリさん、お話はちゃんと最後まで聞きましょうね。
(ユリ)はーい。
(リエル)えーっと、ひとりで棚卸していたんです。それで倉庫を開けたら、中がごちゃごちゃで手に負えないんです。
(ユリ)えっ、中に段ボール箱がいっぱいあるんだ。
(リエル)え、ええ。それでお願いですが、わたくしと一緒に棚卸、手伝っていただけないでしょうか?
(シャロン)お話はわかりましたわ。他の方にも頼んでみたんですの?
(リエル)手伝っていただけないかとお願いしたのですが、全部断られちゃいました。お願いです、手伝ってください。
(ユリ)わかった。リエルさんなんだか困っているみたいだから、わたし手伝うよ。
(シャロン)わたくしもお手伝いいたしましょう。
(リエル)ありがとうございます!助かります!
(シャロン)では行く用意をいたしますので、少々お待ちいただけないかしら。
(ユリ)シャロンさん、動きやすい服がいいんじゃないかなぁ。
(シャロン)それもそうね、着替えてから行きましょう。