「QMA」STORY

魔法学校登校日誌 2010年4月27日(火曜日)

・・・シャロンとユリの部屋:夕方5時半ごろ

シャロン)ユリさん、お風呂掃除やっていただけないかしら?

(ユリ)えー、なんでわたしがやらないといけないのよ〜?そうだ、ジャンケンして負けた方がする、っていうのはどうよ?

シャロン)ツベコベ言わずにさっさとやりなさい!

(ユリ)やだね。わたしやりたくないもん。

シャロン)ユリさん、わたくしの言うこと、聞けないの?

(ユリ)ねえ〜、ジャンケンしようよ〜!

シャロン)わかりましたわ。1回勝負で負けた方がお風呂掃除をする、いいわね?

(ユリ)わたし絶対負けないから!

シャロン)あら、わたくしが勝つに決まってますわ。

(ユリ)それじゃ、いっくよ〜・・・。

・・・

シャロン)わたくしの勝ちですわね。

(ユリ)うわ〜、負けちゃった・・・。

シャロン)ということでユリさん、お風呂掃除お願いいたしますわね。

(ユリ)負けちゃったから、わたしがやらないといけないのよね。仕方ないなぁ。

シャロン)わたくしはお勉強でもしましょうか。

・・・20分後

(ユリ)ふぅ、終わったぁ。シャロンさーん、お風呂掃除終わったよ!

シャロン)ご苦労さま。ありがとう。あとは水をかけましょう。

(ユリ)ちょっ、待って!きゃあっ!

シャロン)あら、どうかなさったんですの?

(ユリ)シャロンさんひどいよ。なんでわたしに水かけるの?あーあ、びしょびしょじゃない。

シャロン)今のは悪かったわ。

(ユリ)それだけ?今のはわざとやっていると思うんだけど。

シャロン)確かに今のはわざとです。悪かったわね、謝ります。

(ユリ)ふぅーん、そんなんじゃ許せないなぁ。シャロンさんにも同じことしてあげるからね。

シャロン)ちょっと、わたくしに何をなさるの!?きゃああっ!