「QMA」STORY

魔法学校登校日誌 2010年8月27日(金曜日)

・・・シャロンとユリの部屋:夕方

シャロン
うーん、この間「検定試験」を受けて、この「ハリセン」というものをもらったのはいいのだけど、どうやって使うものかしら?

(ユリ)シャロンさん、困った顔なんかしてどうしたの?

シャロン)べ、別に何でもありませんわよ。

(ユリ)何かわからないことでもあるの?

シャロン)これの使い方、ご存知ないかしら?

(ユリ)あ、「ハリセン」じゃない!貸してよ!

シャロン)あっ、こら!わたくしのものなのよ。返しなさい!

次の瞬間、ユリはシャロンを思いっきりたたいてしまう。

バンッ!

シャロン)痛ったいわねぇ。何てことなさるの!

(ユリ)だって、ツッコミをいれるときに使うものだよ。

シャロン)だからって、思いっきりやらなくてもいいじゃない!「手加減」という言葉知らないの!痛っ・・・。

(ユリ)どうしたの?

シャロン)あなたのせいで口の中切っちゃったようですわ。どうしてくれるのよ!

(ユリ)あわわわ…、シャロンさんにケガさせちゃった。と、とにかく謝ろう。ご、ごめんなさーい!