「QMA」STORY
魔法学校登校日誌 2010年9月30日(木曜日)
<アメリア先生のクラス>
(アメリア)チャイム鳴ったわよ。席について。
(マヤ)起立、礼、着席!
(アメリア)今日のホームルームは…
(アイコ)先生、何の話するんですか?
(アメリア)今度の「体育大会」のことについてよ。
(ミュー)「体育」…、「大会」…?
(アイコ)たぶん「運動会」のことだと思うよ。
(アメリア)そうね、みんなはこの学校に入って初めてだから、「運動会」と言った方がわかりやすいかしら。では早速決めちゃいましょう!マヤさん、ちょっと来て。
(マヤ<クラスの学級委員長>)はい、先生何ですか?
(アメリア)えっとね、「体育大会」の「学級対抗リレー」の選手を決めたいと思うの。
(マヤ)「学級対抗リレー」の選手を?
(アメリア)そうよ。男子と女子それぞれ二人ずつ決めて欲しいのよ。
(マヤ)わかりました。
(アメリア)じゃあ、後はお願いね。
(マヤ)今から今度の、「体育大会」の「学級対抗リレー」の選手決めまーす!立候補、推薦で選出してください!
(アメリア)みんな、誰がいいのか考えてね。
・・・5分後
(マヤ)じゃあ今から、決めます!
(リック)ハイ!
(マヤ)リックくん!
(リック)俺、立候補するぜ!
(マヤ)「リックくん」っと。女子で立候補する人いませんか?
(メディア)ハイッ!
(マヤ)メディアさん!
(メディア)わたしは委員長がいいと思うわ。
(マヤ)わ、わたしが?!そんなの、もっとふさわしい人にやってもらった方が…。
(メディア)マヤさんだったらきっとできると思うわ。
(マヤ)しょうがないわね。とりあえずわたしの名前を…。
<突然ミューが手を挙げた>
(ミュー)アイコちゃんがいいと思う…。
(アイコ)わたし?まあいいわ、誰も手挙げなかったら立候補しようと思ってたから。
(マヤ)「アイコさん」っと。男子で立候補する人いませんか?
(ハルト)ハイ!
(マヤ)ハルトくん!
(ハルト)その話、乗った!
(アメリア)ハルトくん、引き受けてくれるの?
(ハルト)当然だよ。引き受けた以上は頑張るよ!はっはっは!
(アメリア)うれしいわ。ありがとう!
(マヤ)他に立候補する人いませんか?
(アメリア)はい、この4人でいいですか?もしいいのなら、拍手〜。
パチパチパチパチ!
(リック)決まったぜ!ハルト、一緒に頑張ろうな!
(ハルト)当然だよ。
(ミュー)アイコちゃん、頑張ってね。
(アイコ)ふふーん、「1位」取っちゃうもんね!