「QMA」STORY

QMA」(マジックアカデミーマジアカ・くま・熊)STORY

魔法学校登校日誌 2009年7月10日(金曜日)

(ユリ)みんなー、おっはよ〜。

シャロン)ユリさん、おはようございます。

ルキア)おはよう、ユリ。

(ユリ)ユウくんとアロエちゃんは?

ルキア)ユウくんとアロエちゃんも来たよ。二人ともおはよう。

アロエシャロンちゃん、ルキアちゃん、ユリちゃん、おはようございまーす!

(ユウ)ユリさん、シャロンさん、ルキアさん、おはようございます。

ルキア)みんなそろったね。学校に行こう。

シャロン)ユリさん、お話があります。

(ユリ)何?どうしたの?

シャロン)ユリさん、わたくしの悪口をおっしゃってたそうですわね。

(ユリ)それがどうしたの?

ルキア)ユリ、ごめんね。

ルキアがユリの後ろに回り込み、手をぎゅっとつかんで後ろに。

(ユリ)ちょっとルキア、何すんのよ!痛い!痛い!

シャロン)ユリさん、わたくしの悪口をおっしゃるなんてどういうことかしら?こうしてあげます。

シャロンがユリのほっぺをつねる。

(ユリ)ひょっほ〜、ひゃほん、ひゃにひゅるのひょ〜。ひひゃひひょ〜。

シャロン)ユリさん、何をおっしゃいたいのか、さっぱりわかりませんわ。ハッキリおっしゃってください。

アロエ)きゃははは!ユウくん、見て〜。ユリちゃん面白〜い。

(ユウ)あ、ホントだ。面白いね。

シャロン)あら、アロエさん、どうしたんですの?

アロエ)だって、ユリちゃんの顔見てて、面白いもん!

シャロン)じゃあ、もっとやりましょう。こんな顔とか。

アロエ)あははは!ユリちゃん面白〜い。変な顔〜。

ルキア)ねえシャロン、もうやめよう。

シャロン)そうですわね。

(ユリ)シャロン!ほっぺつねんないでよ!痛いじゃない!

シャロン)元はといえば、ユリさんがわたくしの悪口をおっしゃってたからですわよ。

(ユリ)ごめんなさい。

シャロン)ユリさん、謝ったからって、許されると思うんですの?今回はそうはいきませんわよ。ユリさんにはおしおきをたくさんしましょう。ルキアさんも協力していただけますね。

(ユリ)え゛え〜、「おしおき」されるなんて、イヤだよ〜。

ルキア)ユリ、わたしとかアロエちゃんが、「やめようね」って言っていたのに、どうして聞かなかったの?

(ユリ)シャロンがカワイかったから、つい・・・。あ、そうそう、面白かったから。

シャロン)ユリさん、わたくしに何か面白いことでもあったのかしら?

(ユリ)あ、やっば・・・。

シャロン)ムキィーッ!!ユリさん、今日は謝っても、絶対に許しません!おしおきいっぱいします!泣いてもダメです!いいわね!


この後ユリは、シャロンやルキアにおしおきされて、泣いてしまう。しかしシャロンは、悪口のことで頭にきていたらしく、ユリが泣いていてもおしおきしてしまった。その結果、ユリは落ち込んでしまい、週末は自分の部屋から出ることはなかった。