「QMA」STORY
「QMA」(マジックアカデミー・マジアカ・くま・熊)STORY
魔法学校登校日誌 2009年8月16日(日曜日)
<昨日、クララ・ヤンヤン・リエルは「3人でお勉強しましょう」と約束していた。>
・・・クララの部屋
コンコン
(リエル)クララさん、こんにちは。お邪魔しま〜す。
(ヤンヤン)お邪魔するアル。
(クララ)リエルさん、ヤンヤンさん、お待ちしてました。どうぞ、入ってくださいね。
・・・
(クララ)3人揃ったので、お勉強始めましょ。
(リエル)そうですね。わたしはもう少しです。
(ヤンヤン)ワタシはあと半分、頑張るアル。
・・・30分後
(ヤンヤン)ここわからないから、放っておくアル。次にいくアルヨ。
(クララ)ヤンヤンちゃん、どうしたの?わからないところでもあるの?
(ヤンヤン)わからないから、やめておくアル。
(リエル)ヤンヤンさん、わからないところをそのままにするなんて、いけませんわ。
(クララ)ヤンヤンちゃん、わからないところをそのままにしていたら、もっとわからなくなっちゃうよ。どこがわからないの?
(リエル)ヤンヤンさん、わからないところがあるんだったら、わかるまでちゃんと教えてもらいましょうね。
(ヤンヤン)そうアルか。この問題がどうしてもわからないアル。教えてほしいアル。
(リエル)確かこの問題って、前に勉強しに行ったとき「はう!恥ずかしい・・・」って、なってしまった問題ですわね。
(ヤンヤン)
リエルさんもそうだったアルか。この問題はどうやってもわからないアル。
この前なんかワタシだけ答えられなくて「罠にはめられたアル・・・」って、なてしまたアル。
(クララ)ヤンヤンちゃん、どこがわからないの?
(ヤンヤン)
この問題アル。「次の文字列を順に選んで、比熱容量の単位にしなさい A.ケルビン B.ジュール C.毎キロ D.グラム毎」というのが、全然わからないアル。
(リエル)わたしもその問題、答えがわからないんです。
(クララ)ヤンヤンちゃんも、リエルさんも、同じ問題がわからないんだ。どんな答えになると思う?
(ヤンヤン)は「A→D→B→C」だと思うアル。
(リエル)わたしは「A→C→B→D」かなぁ。
(クララ)うーん・・・ヤンヤンちゃんも、リエルさんも、ふたりとも違うわね。
(ヤンヤン)ムキィーッ!!ちゃんと考えたのにひどいアル!
(リエル)はぅ〜、違うんだ〜。
(クララ)ヤンヤンちゃん、答えが間違ってたからって怒らないで。リエルさんも、答え教えるから。
(ヤンヤン)悪かたヨ。謝るアル。
(リエル)クララさん、答えは何ですか?
(クララ)答えは「B→C→D→A」(ケルビングラム毎ジュール毎キロ)ですよ。
(ヤンヤン)そうアルか。サンキューアル。
(リエル)そんな答えになるのですね。ちゃんと覚えないと。
(クララ)そういえば、明日の夕方にシャロンさんやユリさんたちが帰ってきますね。またにぎやかになりそうですね。
(リエル)ホント、そうですね。