「QMA」STORY

QMA」(マジックアカデミーマジアカ・くま・熊)STORY

魔法学校登校日誌 2009年8月15日(土曜日)

・・・庭園
今日は暑い日です。

ヤンヤン
はあ〜、しかし今日は暑いアルネ。
なんだか花も元気ないアル。
そうだ!いいこと思いついたアル。水を撒くアル。
そうすれば、花にも水があげられるし、涼しくなるから、これこそ一石二鳥アル。
さあ、早速始めるアルヨ。

ヤンヤンは水撒き用ホースを取りに行って、水を撒き始めた。

・・・15分後

ヤンヤン
水を撒いたところは涼しくなったアル。これで花が元気になると、もっといいアル。
もう少し、頑張るアルヨ。

ヤンヤンはホースをまだ水を撒いていないところへ向けた。

・・・5分後

ヤンヤン)はあ〜、終わったアル。片付けして、中に入るアル。

ヤンヤンがホースを片付けようとすると、手に買い物袋を下げた女の子が歩いてくる。

ヤンヤン)あれ、誰かこっちに来るアル。どしたアルか?

(クララ)あっ、ヤンヤンちゃん、お花に水あげてくれたんだ。ふふっ、ありがとう。

ヤンヤン)そうアル。花がしおれてたから、水をあげてたヨ。ところで手に持ている袋には何が入ってるアルか?

(クララ)お菓子作りの材料を買いに行ってたんです。たくさん買ってきたので、ヤンヤンちゃんの分も作りますね。

ヤンヤン)どんなお菓子なのか、楽しみアルネ。

クララとヤンヤンが話をしていると、リエルがやってくる。

(リエル)あら、誰か花の水やりしたんですか?

ヤンヤン)ワタシがやったアル。花がしおれてたから、水をあげたヨ。

(リエル)ヤンヤンさん、ありがとうございます。水をあげないといけないと思っていたんですのよ。

ヤンヤン)ワタシ、ホースしまってくるアル。

(リエル)あの、ヤンヤンさん、少しお時間大丈夫ですか?

ヤンヤン)ワタシに何か用アルか?

(リエル)ご一緒にお茶なんてどうかしら。ちょうど新しい紅茶を買ってきたので、ぜひと思いまして。

ヤンヤン)少しぐらいならいいアルヨ。

(リエル)すぐにご用意いたしますわね。

(クララ)わたしもいいですか?

(リエル)ええ、いいですわよ。わたしの部屋でお待ちしています。

ヤンヤン)ホースしまってくるアルネ。

(リエル)ヤンヤンさん、また後ほど。

・・・リエルの部屋
中にはクララとリエルがいる。

コンコン

ヤンヤン)お邪魔するアル〜。

(リエル)ヤンヤンさん、お待ちしてましたわ。

(クララ)ヤンヤンさん、ありがとうございます。

ヤンヤン)何のことアルか?

(リエル)ヤンヤンさん、とりあえず中に入ってくださいね。

ヤンヤン)そうだったアルネ。

(リエル)ヤンヤンさん、新しい紅茶入れたので、ぜひ飲んでみてください。

ヤンヤン)少し不安だけど、飲んでみるアル。おいしいアル。

(クララ)ヤンヤンさんにも気に入ってもらえて、よかったですね。

(リエル)そうですわね。シャロンさんだったら、この新しい紅茶どう思うのか、気になりますね。

ヤンヤン)昨日からシャロンさんやユリさんたち見かけないの気になるけど、どしたアルか?

(クララ)今日もシャロンさんやユリさん見かけませんでしたね。リエルさんは、何かご存じありませんか?

(リエル)
実は昨日から、アロエちゃんとシャロンさんとユウくんとユリさんとルキアさんとサツキ先生の6人で、3泊4日でご旅行に行かれてて、月曜日の夕方には帰ってくるそうですよ。

(クララ)
今ごろシャロンさんやユリさんたち、何をしてるんでしょうね。
リエルさん、ヤンヤンちゃん、夏休みの宿題どこまでやりましたか?わたしはもう終わりましたよ。

(リエル)わたしはもうすぐ終わりそうです。

ヤンヤン)ワタシは半分はやったけど、まだまだアル。

(クララ)明日よかったら、3人でお勉強しましょ。リエルさん、ヤンヤンちゃん、大丈夫だよね?

(リエル)わたしは大丈夫です。

ヤンヤン)ワタシも参加するヨ。宿題やらないといけないアル。

(クララ)明日はわたしの部屋で、3人でお勉強しましょう。リエルさん、ヤンヤンちゃん、よろしくね。

(リエル)はい、わかりました。

ヤンヤン)宿題やらないといけないから、よろしくアル。

明日もクララとヤンヤンとリエルの3人が、顔を合わせることになった。