「QMA」ＳＴＯＲＹ
「QMA」（マジックアカデミー・マジアカ・くま・熊）ＳＴＯＲＹ
魔法学校登校日誌 ２００９年８月２４日（月曜日）
・・・ユリの部屋
＜ユリが「クイズマジックアカデミーＤＳ」で遊んでいる。もちろん、使っているキャラクターはユリ。＞
（ユリ）（「え゛え〜わたしだけ〜？！」）うわぁー、わたしだけ間違えちゃうなんて。
コンコン
（ユリ）あ、誰か来たみたい。はーい。
＜ユリはＤＳを閉じてドアを開けると、そこにはルキアが来ている。＞
（ユリ）どうしたの？ルキアさん。
（ルキア）中で話したいんだけど、ちょっといいかなぁ？
（ユリ）わたしに相談したいことでもあるんだ。いいよ、どうぞ。
（ルキア）ありがとう。ユリ。
（ユリ）きりのいいところでゲーム終わらせるから、ちょっと待ってくださいね。
（ルキア）何のゲームしてたの？
（ユリ）「クイズマジックアカデミーＤＳ」。もちろん、キャラクターはユリを使っているよ。
（ルキア）あー、わたし最近やってない。また一緒にワイヤレス対戦やろうね。
（ユリ）そうだね。やろう！やろう！ところでルキアさん、何の話で来たの？
（ルキア）あっ、そうだったね。シャロンにほっぺたたかれたんだ。
（ユリ）どうせなんか悪いこと、したんでしょう？
（ルキア）
うん。アロエちゃんが「一緒にお勉強やろう」って来たんだけど、「わかんないから勉強したくない」って言って、ゲームしてたんだ。
しばらくしてからシャロンが来て「ゲームしてないて、勉強しなさい！」って、怒られたんだ。
わたしがね、「わかんないから勉強したくない」って言ったら、げんこつで頭たたかれて、ほっぺたたかれた。
頭にきて枕をシャロンに投げたら、きつくほっぺをたたかれて、わたし泣いちゃったんだ。「わたしとは話したくない」って言われちゃった。
シャロンに嫌われちゃったよ・・・うっ！・・・ううっ！・・・うえーん！
（ユリ）ルキアさんが悪いよ。どうして勉強したくないの？
（ユリ）
話最後まで聞いて。ルキアさん、勉強することがイヤになることもあるよね。
わたし勉強するの、この前まであまり好きじゃなかったんだ。
でもね、今は好きになっちゃった。
ひとりで５日間集中して勉強したの楽しかった。だからもっと勉強しようと思うんだ。強くなりたいし。
そういえばルキアさんって、小さいとき木登りしてて下りられなくなって、木から落ちたところを大賢者に助けられたんだってね。
（ルキア）・・・え、なんでわたしの子供時代のこと知ってるの？
（ユリ）ルキアさんのクエストやったんだよ。写真見せてあげるね。
（ルキア）あー、ホントだ。わたしのクエストやってくれたんだ。ありがとう、ユリ。
（ユリ）ところで夏休みの宿題、もう終わったの？
（ルキア）ううん、まだ終わってない。
（ユリ）じゃあ、宿題やってしまおう。わたしはもう終わったんだ。
（ルキア）もしかして宿題終わってないのって、わたしだけなんだ。わかった。勉強するよ！ごめんなさい。
（ユリ）シャロンにちゃんと謝ろう。成績見せないといけないから、わたしも付き合うよ。
＜ユリとルキアは二人で、シャロンの部屋に行った。＞
