「QMA」STORY
魔法学校登校日誌 2010年2月1日(月曜日)
3時間目:「アニメ&ゲーム」
チャイムの音
(マロン)チャイム鳴ったぞー、授業始めるからみんな席につけー!
・・・
(マロン)あれ、号礼は?このクラスの委員長、誰?
(シャロン)つ、ついうっかりしてましたわ。起立、礼!着席!
(ユリ)シャロンさん、どうしたの?
(シャロン)ぼーっとしてましたわ。ごめんなさい。
(マロン)授業始める前に、この前やった「小テスト」返すぞー。成績悪かったやつはおしおきだからな!まずはアロエちゃん。
(アロエ)あたしできたのかなぁ。
(マロン)アロエちゃん、頑張ったね。パーフェクトだよ!
(アロエ)わーい、あたし全部できたんだ。うっれしいなぁ。
(マロン)もうひとり、パーフェクトだった人がいるよ。ユウくんだー!
(ユウ)ボ、ボクが!?ホントなの!?
(マロン)ユウくんもよく頑張ったね!
(ユウ)わぁ、ホントだ。とてもうれしいよ!
(マロン)ユウくんとアロエちゃんはパーフェクトだったけど、みんなよくできてたよ。3人を除いてはね・・・それじゃ順に返すぞー。
(ユリ)「3人を除いては」って、どういうことだろう?
・・・
(マロン)次はルキアちゃん。
(ルキア)はーい。
(マロン)ルキアちゃん、この点数はダメだぞー。
(ルキア)あちゃー。わたし「2点」しかできなかったんだ。
(マロン)ルキアちゃんには、残念ながらおしおきだー!
(ルキア)あ痛ったー!
(マロン)ルキアちゃんより、もっと点数が悪かった人がいます。シャロンちゃんとユリちゃん、前に出てきなさい!
(ユリ)え、まさか・・・
(シャロン)なんかイヤな予感がしますわ。
(マロン)シャロンちゃん、ユリちゃん、わたしの授業ナメてるの?2人そろって「0点」って、どういうこと?
(ユリ)え、「0点」って?!ええ〜っ、書いた答え全部間違ってるじゃん!
(シャロン)先生、このわたくしが「0点」だなんて、こんなのおかしいわ!
(マロン)シャロンちゃんの答案、何回も確かめたよ。書いてある答え、全部間違ってたよ。覚悟はいいかなぁ?
(ユリ)うぼぁあ!ごめんなさい!
(シャロン)キャー!いやあーっっ!!
(マロン)授業始めるから、自分の席に戻れ!
<自分の席に戻るシャロンとユリの2人>
(ルキア)大変だったね。
(シャロン)ユリさんと一緒に、おしおきされちゃうなんて。
(ルキア)いっけなーい!
(ユリ)どうしたの、ルキアさん?
(ルキア)教科書忘れてきちゃったみたい。
(ユリ)じゃあ、わたしの教科書見せてあげるね。
(シャロン)ちょっとユリさん、前。前。
(マロン)ふぅーん、ルキアちゃん教科書忘れたんだ。教科書忘れるなんていけないなぁ。反省しなさい!
(ルキア)あーん、ごめんなさーい!
(マロン)気を取り直して、授業を始めよう。
・・・40分後
(マロン)おっと、時間のようだ。わたしの授業終わりにするね!各自勉強しておくように。
(シャロン)起立、礼!着席!
・・・休み時間
(ユリ)次は「体育」の時間だけど、外まだ雨降ってるじゃん。ねえルキアさん、今日の「体育」どこでやるの?
(ルキア)朝聞いてきたんだけど、体育館だって。
(ユリ)そうなんだ。体育館シューズ持って行かないとね。ルキアさんも一緒に行こうよ!
(ルキア)うん、いいよ!