「QMA」STORY

魔法学校登校日誌 2010年2月2日(火曜日)

・・・シャロンとユリの部屋:朝7時ごろ
まだユリが寝ているので、シャロンが起こそうとしている。

シャロン)ユリさん、時間ですから起きましょう。

(ユリ)う、う〜ん・・・んん〜っ。あ、シャロンさんおはよう。

シャロン)おはようございます、ユリさん。

(ユリ)昨日はいろいろあったね。

シャロン)ユリさんと一緒に先生におしおきされるなんて。あなたのバカが、わたくしにうつってしまったようですわ。どうしてくれるの?

シャロンがユリの頭をおもいっきりグリグリする

(ユリ)痛い!痛い!やめてよ〜!!

シャロン)ユリさん、ご一緒に朝ご飯を食べましょうか。

(ユリ)まだ時間早いよ。

シャロン)朝ご飯いらないの?いらないのなら、ご用意いたしませんわよ。

(ユリ)ちゃんと食べたいよ。わたし3食しっかり食べないと、力が出ないんだから。

シャロン)ユリさんの分もご用意いたしますから、早くしなさいね。

(ユリ)はーい。

・・・

(ユリ)何、今日の朝ご飯ってこれだけなの?

シャロン)文句があるなら、食べなくてもいいわよ。

(ユリ)ごめんなさい、ちゃんと食べます。でもさ〜、普通「お粥」って、体調が悪いときに食べるものじゃないの?

シャロン)いいえ、そんなことありませんわよ。「お粥」って体に優しんですのよ。

(ユリ)どういうことなの?

シャロン)もしかして「朝粥」というの、ご存じないんですの?

(ユリ)今初めて聞いたよ。

シャロン)朝ご飯に「お粥」を食べる、という習慣の人もいますのよ。たまにはこういうのいいでしょう?

(ユリ)ヤダ!こんなんじゃお腹持たないよ!

シャロン)ユリさん、朝ご飯いらないの?わたくしの言うことには、ちゃんと従いましょうね。

(ユリ)はい、シャロンさんの言うこと聞きます。

シャロン)よろしい。熱いうちに召し上がってください。

(ユリ)いっただきまーす!!