「QMA」STORY
魔法学校登校日誌 2010年2月26日(金曜日)
6時間目:「アニメ&ゲーム」
チャイムの音
(マロン)チャイム鳴ったぞー、授業を始めよう!
・・・
(シャロン)起立、礼!着席!
(マロン)
さてと授業始める前に、この前やった「小テスト」返すぞー。成績悪かったヤツはおしおきだからね!
誰から返そうかなぁ・・・じゃあルキアちゃん!
(ルキア)わたしどうだったのかなぁ。
(マロン)ルキアちゃん、よくできましたー!
(ルキア)わたし「8点」だったんだ、うれしい〜。
(マロン)もうちょっとで、パーフェクトだったのに残念。来週の学年末テストでは頑張ってね!
(ルキア)はーい、頑張りまーす!
(マロン)次は、アロエちゃんとユウくん!
(アロエ)う〜ん、あたしできたかなぁ。
(ユウ)ボクもできたのかなぁ。
(マロン)アロエちゃんとユウくん、同じところで間違えるって、どういうことかなぁ?もしかしてカンニング、なんてことしてないよね?
(ユウ)先生、ボクたちのこと疑ってるの?!
(アロエ)あたしたち、何もしてないよ。
(マロン)そうかなぁ?席隣同士だから、やろうと思えばできそうだし・・・。
(アロエ)あたしたちが言ってること信じてくれないんだ・・・うう〜っ、え〜ん!
(シャロン)はいっ、先生!
(マロン)今取り込み中だよ!何?
(シャロン)アロエさんやユウくんが、カンニングですって!?2人とも絶対にそんなことなさいませんわ。先生の方がおかしいです!謝ってください!
(ユウ)アロエちゃん、大丈夫だからね。
(アロエ)ぐすっ。・・・うん、ありがとう。
(シャロン)なんでわたくしが、廊下に立ってないといけないのよ!?先生の方がおかしいです!
(マロン)シャロンちゃん、くらっちゃいなさい!
(シャロン)な、何てことなさるの!?こんなのおかしいわ!
(マロン)シャロンちゃん、早く廊下に行きなさい!
・・・
(マロン)それじゃあ、授業始めよう。
(ユリ)ちょっ、待ってぇ!
(マロン)ユリちゃん、何か言いたいことでもあるのなら、手を挙げよう!
(ユリ)はい!
(マロン)はい、ユリちゃん。
(ユリ)わたし、まだ小テスト返してもらってないよ!
(マロン)ユリちゃん、返してほしいの?
(ユリ)はい、返してほしいです。
(マロン)覚悟はできてるよね?
(ユリ)えっ、どういうことですか?まさかまたわたし「0点」なの?!
(ヤンヤン)ユリさん、頭悪いからまた「0点」なんてこと、あるかもアル。
(ルキア)ユリさんだったら、またやっちゃうかも。もしかしてあったりして。
(ユリ)わたしそんなに頭悪くないってば〜!
(マロン)ユリちゃん、ちゃんと返してあげるから早く前に来なさい!
(ユリ)はい。
(マロン)ユリちゃんも、ちゃんと返してあげるね。はい、これだよ。
(ユリ)じゅ・・・「10点」!?うそ、わたしが!?
(マロン)ユリちゃん、すごいよ!パーフェクトだよ!
(ユリ)みんな見て見て〜!!すごいでしょう。
(マロン)ユリちゃん、授業始めるから席に戻ろう。
(ユリ)はーい。
・・・
(ユリ)あれ、ヤンヤンさんどうしたの?
(ヤンヤン)アイヤー、うっかり教科書を忘れてきてしまたアル。
(ユリ)じゃあ、わたしの教科書見せてあげるね。
(ヤンヤン)助かるアル〜。
(マロン)ふぅーん、ヤンヤンちゃん、教科書忘れるなんていけないなぁ。反省しなさい!
(ヤンヤン)ヒギャー!!
(ユリ)え、うそ?なんでわたしまで?!きゃあーっ!
(マロン)さあ、授業を始めるぞー。
その頃廊下に立たされているシャロンは・・・
(シャロン)先生が間違っていますわ!このわたくしが、どうして立たされなくちゃいけないの?
(マロン)シャロンちゃん、静かにしなさーい!!
(シャロン)キャアーッッ!!