「QMA」STORY

魔法学校登校日誌 2010年3月3日(水曜日)

・・・サツキとユウの部屋:夕方3時ごろ

コンコン

(ユウ)はーい!開けるね。

ユウがドアを開けると、アロエが手に何か筒みたいなもの持って、来ている。

(ユウ)アロエちゃん、どうしたの?

アロエ)あのね、ユウくんにあげたいものがあるの。

(ユウ)ふうーん、そうなんだ。中に入っていいよ!

アロエ)失礼しまぁーす!

・・・

(ユウ)アロエちゃん、「ボクにあげたいもの」って何?

アロエ)えーと、ユウくん、今日お誕生日だよね。

(ユウ)うん、そうだよ。

アロエ)これ、ユウくんにあげるね。

アロエが手に持っていた筒みたいなものを、ユウに渡した。

(ユウ)わーい、ありがとう。開けてもいいよね?

アロエ)いいよ!

(ユウ)あ、ボクの絵だあ!うれしいなぁ。もしかしてアロエちゃんが書いたの?

アロエ)うん!あたしユウくん大好きだから、一生懸命書いたんだよ!

(ユウ)わあー、細かいところまでちゃんと書いてる。ボクもね、アロエちゃん大好きだよ。

アロエ)わあい!じゃあ、あたし帰るね。

(ユウ)帰っちゃうんだ。

アロエ)明日もまだテストだよ。

(ユウ)あ、そうだったね。

アロエ)ユウくん、また明日ね。バイバーイ!