「QMA」STORY
魔法学校登校日誌 2010年3月18日(木曜日)
・・・シャロンとユリの部屋:夕方6時半ごろ
(ユリ)あ、アニメ面白かったー。そういえばシャロンさん、何してるんだろう。
<ユリがシャロンのところに行ってみると、何やらごそごそしている。>
(ユリ)シャロンさーん!!何やってるの?
(シャロン)はぁー、結構ありますわね。
<シャロンは、授業でもらったプリントなどの整理をしていた。>
(ユリ)あ、これ、シャロンさんのテストだ。なになに、「100点」、「92点」、「0点」・・・!?
(シャロン)あっ、わたくしの答案、勝手に見ないで!
(ユリ)えー、見てもいいじゃん。ねぇ、この「0点」のテストって何?
(シャロン)あ、それは・・・ユリさんにも関係あることなので、教えてあげてもいいわよ。
(ユリ)わたしにも関係あることなんだ。教えて。聞きたーい!
(シャロン)ユリさんがそうおっしゃられるのなら、教えてあげましょう。前にマロン先生の授業でおしおきされたの覚えてます?
(ユリ)うん、覚えてるよ。
<と、突然シャロンが黙り込んでしまった。>
(シャロン)ユリさん、あなた今何とおっしゃいましたか?
(ユリ)あ、今「うん」って言っちゃった。
(シャロン)ユリさん、ダメじゃない。わたくしとのお約束でしょ。お返事は「はい」って。できないの?
(ユリ)ごめんなさい。それよりも、「マロン先生の授業でおしおきされた」って、そんなことあったね。
(シャロン)確かあの時は、わたくしとユリさん小テスト「0点」で、マロン先生におしおきされてしまいましたわね。
(ユリ)わたし適当に答えたら、全部間違いだった。
(シャロン)そういえば、明日はとても大事な日なんですのよ。
(ユリ)何かあったっけ・・・?
(シャロン)あなたが「進級」するか、もしくは「留年」どちらか決定する日ですわ。
(ユリ)わたしこの前のテスト、すっごく頑張ったんだから!
(シャロン)
まあ、いいでしょう。明日結果がわかるんですもの。
もし「留年」なんかになった場合は、荷物をまとめていただいて出ていっていただき、パソコン返してもらいますからね!
<ユリは果たして「進級」できるのか、それとも「留年」してしまうのか・・・?>