「QMA」STORY
魔法学校登校日誌 2010年5月22日(土曜日)
・・・シャロンとユリの部屋:夕方3時ごろ
(シャロン)そろそろお約束の時間ですわね。
コンコン
(シャロン)開いてるわよ、どうぞ。
(シャロン)あら、アロエさん。お待ちしていましたわ。ところで、横にいる方はどなたですの?
(アロエ)あたしの新しいお友達、ミューちゃんだよ。
(ミュー)初めまして。ミューといいます。
(シャロン)わたくしはシャロンよ。よろしくお願いいたしますわね。
(ミュー)こちらこそ。よろしくお願いします。
(シャロン)今日はいろいろな格好になってみましょう。それで写真も撮ります。
(ユリ)で、誰からやるの?
(シャロン)そうですわね。まずはあなたからやっていただきましょうか、ユリさん。
(ユリ)えっ、いきなりわたしからなんだ。
(ユリ)えー、またあれやるのー?
(アロエ)ミューちゃんに見せたいの。お願〜い。
(ユリ)じゃあちょっと着替えてくるねー。
・・・
(ユリ)まず体操服に着替えて、ねこみみ付けて・・・しっぽ付けて・・・最後はもふもふのグローブ付けて・・・これでよし!
・・・10分後
(シャロン)ユリさん、準備できましたか?
(ユリ)はーい。
(シャロン)ではユリさんに出てきてもらいましょう。
(ユリ)にゃあ〜ん♪
(シャロン)何ですの、その格好は?
(アロエ)わー、ユリちゃん、猫ちゃんになってる〜。
(ユリ)体操服に着替えて、頭に猫耳付けて、お尻にしっぽ付けて、最後はもふもふのグローブ付けたんだ。
(アロエ)ユリちゃん、またあれやって。
(ユリ)そうくると思ったよ。大きな段ボール箱用意してたんだ。
<そう言うとユリは箱の中に入った。>
(ユリ)にゃあー、にゃあー。
(アロエ)ユリちゃん、かわいいー。
(ミュー)ユリさんってこんな趣味あるんだ。
(アロエ)そうだよ。面白いでしょう。
(ミュー)アロエちゃん、どうしたの?
(アロエ)目にゴミが入っちゃった。
(ユリ)
明日雨降るんじゃないかなぁ?確か「ネコが顔を洗うと明日は雨」っていうことわざもあるし。
やっぱりアロエちゃんは猫なんだ。
(アロエ)いやーん、あたし猫じゃないよ〜。
(ミュー)でもわたし、見た目が猫みたいでしょう。
(シャロン)アロエさん、ゴミが目に入ったからって、こすってはいけませんわ。わたくしが取ってあげますわね。
(シャロン)次はわたくしとアロエさんとしましょう。アロエさん、ちょっと来なさい。
(シャロン)アロエさんに似合いそうな衣装を用意しましたわよ。まず、わたくしが着替えますわね。
・・・5分後
(シャロン)着替え終わりましたわ。アロエさん、着替えましょうか。
(アロエ)お着替えするの?
(シャロン)今回はとても似合いそうだと思いますわ。
(ユリ)シャロンさん、まだー?
(シャロン)もう少しかかりそうですわ。
・・・
(ユリ)もうちょっとかかるんだって。
(ミュー)ユリさん、楽しみにしておきましょう。
(ユリ)そうだね。
・・・10分後
(シャロン)そういわないの。ちょっとの辛抱よ。
・・・
(ユリ)シャロンさーん、準備できた?
(シャロン)いいですわよ。
(ユリ)じゃあ、出てきて。
(ミュー)2人ともかわいいですね。
(ユリ)ねぇ、わたしは?
(ミュー)ユリさんもかわいいです。
(ユリ)ほっ、よかったぁ。
(シャロン)わたくしはメイドさんになってみましたわ。「メイド服」に「ヘッドドレス」、それに小道具として「はたき」を持ってみましたの。
(ミュー)よく似合ってます。
(シャロン)
ありがとうございます。次はアロエさんですが、「神社の巫女さん」にしてみました。
「巫女さんの衣装」と小道具に「おはらい棒」を持たせて、髪を下ろしてみました。
(アロエ)やーん、はずかしいよ〜。
(シャロン)そんなこと言わないの。
(ミュー)アロエちゃん、かわいくなったね。
(アロエ)え、あたしかわいく見えるの?
(ミュー)うん。
(シャロン)そうだ、ミューさんだけ違うというのはあれですから、なにかやってみましょう。
(ミュー)わたしはいいです。
(ユリ)なに言ってんの?せっかくだからやろうよ。
(アロエ)ミューちゃんも何かやってよ〜。
(ミュー)わたしもやりたいです。
(ユリ)じゃあちょっと来て。
(ミュー)はい。
・・・5分後
(ユリ)着替えるの終わったよ。出てきて!
(ミュー)はい。
(シャロン)あの格好はもしかして・・・。
(ユリ)わたしの制服着せてみた。
(ミュー)なんだかお腹がスースーします。
(アロエ)ミューちゃんもかわいいよ。
(ミュー)本当ですか?
(シャロン)4人そろったので、写真を撮りましょうか。
(アロエ)はーい。