「QMA」STORY

魔法学校登校日誌 2010年10月7日(木曜日)

サツキのクラス

4時間目:LHR(ロングホームルーム)(担任:サツキ)

(サツキ)チャイム鳴ったよ。席につこうね!

シャロン)起立、礼、着席!

アロエ)先生ー、何のお話するの?

(サツキ)今度「体育大会」があるんだけど、そのことについてお話するの。

アロエ)「体育大会」…「運動会」のことなんだ。

(サツキ)この時間に「体育大会」の「学級対抗リレー」の代表選手を男子女子それぞれ2人ずつ決めたいと思います!ではシャロンさん、お願いします。

シャロン)わかりましたわ。オホン、今から今度の「体育大会」の「学級対抗リレー」の選手を決めたいと思います。立候補・推薦していただけないかしら。

・・・5分後

シャロン)誰も立候補しないんですの?みなさんって興味おありなんですの?

(ユリ)はいっ!

シャロン)はい、ユリさん。

(ユリ)シャロンさんがいいと思いまーす!

シャロン)却下。

(ユリ)なんでよー。

アロエ)はーい。

シャロンアロエさん、何かしら。

アロエ)あのね、ルキアちゃんとユリちゃんがいいと思うの。

シャロン)えーっと、ルキアさんにユリさんっと…。

ルキア)あーあ、わたし入っちゃったよ。

(ユリ)いいじゃん、いいじゃん、もし一緒になったら頑張ろう!

シャロン)男子で立候補する人はいないのかしら?

(ユウ)(ボク出たいなぁ…。)

シャロン)あら、ユウくんどうかしたの?

(ユウ)ううん、何でもない。

シャロン)男子で立候補する人いないんですの?じゃないとわたくしが指名しますわよ!

(ユウ)(えーい、思い切って言っちゃえ)はいっ!

シャロン)ユウくん!

(ユウ)ボク、頑張るよ!

(サツキ)ユウ、ホントなの?

(ユウ)誰も出ないから、ボク頑張るよ。

(サツキ)ユウ、えらいぞー。

(レオン)誰も出ねえから、オレも出るよ。

シャロン)すんなり4人決まりましたわね。これでいいかしら…異議ないようですね。

(ユリ)ええーっ、レオンくんが一緒だなんて…。(前にケンカしたことがあり仲がよくない)

(レオン)おいユリ、頑張って「1位」取ろうぜ!