「QMA」STORY
魔法学校登校日誌 2011年4月11日(月曜日)
・・・放課後:図書館
<ミューは、図書館で勉強しに来ている。>
(ミュー)参考書どこにあるのかなぁ?あ、猫さん見つけたです。待ってくださいです!
<角を曲がってすぐに誰かとぶつかる>
ドンッ!
(ミュー)きゃんっ!
(マヤ)痛ったーい。どこ見てんのよ!
(ミュー)ごめんなさいです。
(マヤ)ミュー、ここは図書館よ。走っちゃダメじゃない!
(ミュー)しょんぼりです。
(シャロン)あら、マヤさん、どうかなさったんですの?
(マヤ)ちょっとミューとぶつかっただけです。
(シャロン)二人ともケガはない?
(マヤ)わたしは大丈夫よ。
(ミュー)大丈夫です。
(シャロン)どうしてこのようなことになったの?
(ミュー)わ、わたしが猫さんを見つけて追いかけていったら、ぶつかっちゃったです。
(シャロン)ミューさん、図書館の中では走っちゃダメよ。わかった?
(ミュー)さっきマヤさんに言われたです。
(シャロン)そ、そうだったんですの。
(ミュー)あの、猫さん見ませんでしたか?
(マヤ)猫…さん?見なかったわね。
(マヤ)どうしてわかるんですか?
<そこにアロエがやってくる>
(シャロン)ごめんなさい、待たせてしまったわね。
(ミュー)あ、猫さん見つけたです…
(アロエ)いや〜ん、あたし猫じゃないよ〜。
(ミュー)よかったら一緒にお勉強したいです。
(シャロンと)一緒に「お勉強」ですって?
(ミュー)そう。わからないところ教えて欲しい。
(マヤ)よかったら、わたしたちも入れさせてもらってもいいかしら?
(シャロン)ま、まあ、構いませんけど…。
(アロエ)わ〜い!ミューちゃんと一緒にお勉強だぁ!
(アロエ)しゅん、ごめんなさい。