「QMA」STORY

QMA」(マジックアカデミーマジアカ・くま・熊)STORY

魔法学校登校日誌 2009年6月12日(金曜日)

・・・3時間目(「文系学問」)

アメリア)まず授業を始める前に、この前やった小テストを返します。今から名前を呼ぶので、各自取りにきてください。

ルキア)ねえユリ、「小テスト」どうだったと思う?

(ユリ)わたしダメかも。答えが全然わかんなかったもん。

アメリア)アロエさん!

アロエ)はーい。

アメリア)アロエさん、惜しかったわね。

アロエ)うーん、あたしもうちょっとだったんだ。

アメリア)アロエさん、そんなに落ち込まなくてもいいわよ。間違えたところは、復習しておきましょう。

・・・

アメリア)シャロンさん!

シャロン)はい!

アメリア)シャロンさんすごいわ!パーフェクトよ!

シャロン)ど、どうです!これくらいできて当たり前ですわ!

(ユリ)わっ、シャロンすごいじゃない!

シャロン)これくらいできて当たり前ですわ。ユリさんは、どうなのかしらね

・・・

アメリア)最後にルキアさん、ユリさん、一緒に前に来なさい!

(ユリ)え、もしかして・・・?

ルキア)えっ、わたしも?

アメリア)ルキアさん、ユリさん、これはどういうことかしら・・・?

(ユリ)うわ〜、全部答え間違ってる・・・。

ルキア)ええーっ、わたし全部間違えてるじゃん!

アメリア)ルキアさん、ユリさん、わたしの授業何て思ってるの?反省しなさーい!!

(ユリ)うぼぁあ!ごめんなさい!

ルキア)あ〜ん、ごめんなさ〜い!

アメリア)ルキアさん、ユリさん、席に戻って。授業始めるわよ。


シャロン)あらあら、ルキアさん、ユリさん、どうしたんですの?

ルキア)ううっ、わたし0点だった。

(ユリ)ぐすっ、0点取っちゃった。

シャロンルキアさん、ユリさん、泣いてないで。授業始まってますわよ。


・・・昼休み

(ユリ)さ〜てと、お昼ご飯だぁ。今日は日替わり定食は何かなぁ・・・「麻婆豆腐」なんだ。おいしそう〜。

ルキア)ねえユリ、今日の「日替わり定食」何?

(ユリ)「麻婆豆腐」だよ。わたし、「日替わり定食」にするよ。もちろんご飯大盛り。

ルキア)わたしも、ユリと同じ、「日替わり定食」にするよ。

アロエ)あーっ、シャロンちゃんだー!

(ユリ)アロエちゃん、どうしたの?

アロエ)今日ね、あたしひとりなの。

ルキア)今日は、ユウくんと一緒じゃないんだ。

アロエ)うん。だからね、あたしも入れて。お願〜い。

シャロン)ユリさん、入れてあげましょう。いいですね。

(ユリ)そうだね。入れてあげようよ。

ルキア)うん、いいよ。

アロエ)わーい、入れてくれるんだ。ありがとう。

(ユリ)そういえば、シャロンアロエちゃんは、何にするの?わたしとルキアは、「日替わり定食」にしたよ。

シャロン)何にしましょうか・・・?「きつねうどん」にしますわ。

アロエ)あたしはね、「たぬきそば」にするよ。

(ユリ)それじゃ、取りに行ってみんなで食べよう!


(ユリ)ねぇルキア、ちょっと待ってて。買ってくるから。

ルキア)うん、いいけど・・・?

(ユリ)ルキアがほしいもの、買ってくるねー。シャロンや、アロエちゃんにも、言っといてね。先に食べててもいいよ。

シャロン)あら、ユリさんは?

ルキア)「わたしがほしいもの」を買いに行ったよ。「先に食べててもいい」って言ってたから、早く食べよう。

シャロン)「ルキアさんがほしいもの」って、何かしら?

・・・5分後

(ユリ)ルキア、買ってきたよ。先に食べてたんだ。

ルキア)あっ、瓶入りの牛乳じゃない。ここにもあるんだ。ありがとう。

(ユリ)みんな1本ずつあるよ。ルキアが前にね、「瓶入りの牛乳好きなんだ」って言っていたからね。

ルキア)ユリ、わたしのこと考えてくれるなんてうれしい〜。

(ユリ)さあ、早く食べよう。いっただきまーす!


シャロン)ユリさん、ルキアさん、アメリア先生の授業で、泣いたんですってね。


ルキア)うん、わたし小テストで0点だった。

(ユリ)わたしも、小テストで0点取っちゃった。

シャロン)ユリさん、ルキアさん、答えはわかったんですの?

ルキア)とりあえず、思いついた答えを書いたら、全部間違ってた。

(ユリ)わたしは、全然わからなくて適当に答えを書いたら、全部間違ってた。

シャロン)ユリさんとルキアさんのために、お勉強会やります!日曜日の夕方からなんかどうかしら?

アロエ)ねえシャロンちゃん、あたしも参加していいよね?

シャロン)いいですわよ。ユリさん、日曜日一緒にお勉強しましょう。

(ユリ)いいけど、どこでするの?シャロンの部屋?

シャロン)いいえ、ユリさんの部屋でしますわ。

(ユリ)ごちそうさまでした。あー、おいしかったぁ。食器返そうね。

シャロン)ごちそうさまでした。


シャロン)さて、教室へ戻りましょうか。

(ユリ)アロエちゃん、一緒にロマノフ先生のところに行こう。ルキアシャロンは、先に教室に戻ってて。

ルキア)うん。シャロン、先に教室に行こう。

・・・

(ユリ)アロエちゃん、ロマノフ先生のところに行こう。実験室に行ってみよう。

アロエ)はーい。

(ユリ)アロエちゃん、アジサイのことで質問したいもんね。

アロエ)うん。

(ユリ)さ、着いたよ。

コンコン

(ユリ)失礼しまーす。

(ロマノフ)おや、どうしたのじゃ。

アロエ)あたしね、質問したいことがあるの。

(ロマノフ)何じゃ?

アロエ)あのね、お外歩いてて気になったんだけど、アジサイって赤だったり、青だったりするのどうして?

(ロマノフ)なかなか面白い質問じゃのう。アジサイというのはの、土の性質で色が変わるのじゃ。

アロエ)「土の性質」、どういうことなの?

(ユリ)「土の性質」で色が変わるなんて、知らなかった。

(ロマノフ)土が酸性だと青くなり、アルカリ性だと赤くなるのじゃ。今度見かけたら、そのあたり注意して見るとよいぞ。

アロエ)「酸性だと青くなって、アルカリ性だと赤くなる」なんだ。先生わかったよ!ありがとう。

(ユリ)実はわたしも、先生に質問したいことがあります。

(ロマノフ)何じゃ?

(ユリ)「水溶液の問題」が、よくわからないんです。予習で水溶液の問題が出ても、答えられません。

(ロマノフ)授業で説明したぞ。わしの話をちゃんと聞いておってなかったな?

(ユリ)ぎゃぼおぉぉぉ。

アロエ)ユリちゃん、大丈夫?

(ユリ)大丈夫だよ。先生、いきなりおしおきしないでよ〜。

(ロマノフ)もう一度ちゃんと言うぞ。「水溶液の濃度」は、「溶質の質量」を「水溶液の質量」で割って、100を掛けると求められるぞ。なぜわしの話を聞いておってなかったのじゃ?

(ユリ)ロマノフ先生の授業退屈、面白くない。

アロエ)ユリちゃん、それは言っちゃダメだよ〜。

(ロマノフ)なぬっ、わしの授業が退屈じゃとな?ふんっ!!

(ユリ)うぼぁあ!ごめんなさい!

(ロマノフ)今度からはわしの授業、真剣に取り組むんじゃぞ。よいな!

(ユリ)ううっ、ぐすっ。

アロエ)ロマノフ先生、ありがとう。ユリちゃん、教室に戻ろう。もうすぐ授業が始まるよ。

(ロマノフ)わからないことがあったら、質問に来てよいぞ。

・・・教室

(ユリ)ううっ、ぐすっ、しくしく。

シャロンアロエさん、ユリさんどうしたんですの?

アロエ)ロマノフ先生に怒られて、2回おしおきされてたよ。

シャロン)これでユリさん反省して、授業マジメにやってくれればいいんですけどね。


全国オンライントーナメント」・「レッスンモード」で、キャラクターと一緒に勉強しています。

もし同じ試合になったり、お店で見かけたりした場合はよろしくお願いします。