「QMA」STORY

魔法学校登校日誌 2010年5月2日(日曜日)

・・・シャロンとユリの部屋:朝8時半ごろ

(ユリ)そろそろアロエちゃん来てもいいんだけどなぁ。

コンコン、ガチャッ!

アロエ)おはようございまーす!

(ユリ)あ、アロエちゃんおはよう。さあ入って入って。アニメ始まるよ。

アロエ)はーい。

・・・1時間後

コンコン

(ユリ)あれ、こんな時間に誰だろう?

シャロン)わたくしが行きますわ。

カチャッ!ガチャ!

シャロン)ユウくん、どうしたの?

(ユウ)お姉ちゃんの様子が変なんだ。早く来て!

シャロン)何ですって!?

アロエ)ユウくん、先生どうかしたの?

(ユウ)ボクさっき起きたんだけど、お姉ちゃん・・・なんだか苦しそうにしてるんだ。

シャロン)もし何かあったら大変ですわ。早く行きましょう。

(ユリ)いってらっしゃ〜い。

シャロン)こら、あなたも行くの!

(ユリ)え〜、なんで〜?わたしも行かないといけないの〜?アニメ見たいのにぃ〜。

シャロン)ユリさん、アニメとサツキ先生、どっちが大事ですか?

(ユリ)はーい!アニメでーす!

シャロン)ユリさんは冷たい方なんですのね。

アロエ)先生よりアニメのことを心配するユリちゃんなんて、キラ〜イ。

(ユリ)え、もしかして間違ってた・・・?

(ユウ)ユリさんはお姉ちゃんのこと、心配じゃないの?

(ユリ)心配しないといけないよね。

シャロン)当たり前じゃない。早く行きましょう。