「QMA」STORY
魔法学校登校日誌 2010年9月17日(金曜日)
<アロエとルキアはまだ寝ていた。>
(ルキア)うーん、むにゃむにゃ…。
<ルキアがはっと気づいて起きる>
(ルキア)きゃあー、9時過ぎてるー?!学校始まってるじゃん!アロエちゃん、早く起きてー!!
(アロエ)ふわぁ〜、ルキアちゃん、朝から大きな声出してどうしたの?まだ眠いよ〜。
(ルキア)そんなことよりも学校始まってる。早く行く用意しよう!
(アロエ)やーん、学校遅刻しちゃったよー。
(アロエ)えっ、いやぁ〜ん。
(ルキア)ほら、直してあげるから。
(アロエ)ありがとう。
<二人は慌てて準備して登校するものの、教室に入ったのは1時間目と2時間目の間の休み時間だった。>
(ユウ)あれ、アロエちゃん、今日お休みじゃなかったの?
(アロエ)ユウくん、あたしお寝坊しちゃった。
(ルキア)2時間目には間に合ったぁ。
(アロエ)あたしたち怒られちゃうのかなぁ。
(ルキア)きっとそうだと思う。仕方ないよね。
(シャロン)アロエさん、ルキアさん、二人そろって遅刻とはどういうことですか!?
(シャロン)当然です!どうしてこのようなことになったのか、ちゃんと説明しなさい!
(ルキア)わたしが寝過ごしたのが悪いんです。ごめんなさーい!!
(アロエ)あたし悪くないもん!許してよ〜。
(シャロン)
今回の件については許しません!先生に報告いたします。後で呼び出しされるかもしれませんから、覚悟しておきなさいね!
(アロエ)そんなぁ。
(ユリ)ルキアさんたちが悪いと思うよ。
(ナツミ)ユリが言ってること、間違ってないよ。反省しよう!
(ルキア)わたしが寝過ごしちゃったから…それで、アロエちゃんも…。
(ユリ)やってしまったことは仕方ない。でも次からは気をつけよう。
(シャロン)まさかユリさんの口から、そのようなことをおっしゃられるなんて…。
(ユリ)ちょっとそれ、どういう意味よ!
(シャロン)ユリさん、あなたもいいところあるじゃない。
(ユリ)そ、そうかなぁ。あははは。