「QMA」STORY
魔法学校登校日誌 2010年12月11日(土曜日)
・・・シャロンとユリの部屋:夕方4時ごろ
コンコン
(シャロン)はーい。
(ユリ)あ、大きな猫さん見っけ。つっかまえた〜。
(ユウ)えっ、どこにいるの?
(アロエ)いや〜ん、あたし猫じゃないよ〜。
・・・
(シャロン)アロエさん、ユウくん、来てくださってありがとう。
(ユリ)何の話?
(シャロン)今からするから、静かに聞いてなさい!
(ユリ)そんなに怒らなくても。
(シャロン)ところでユウくん、サツキ先生のご都合は聞いていただけたかしら?
(ユウ)うん。お姉ちゃん「大丈夫」って、言ってたよ。
(シャロン)わかりましたわ。サツキ先生は「参加」ということで。で今決まっているのが、わたくしとアロエさんとユウくん、そしてサツキ先生と。
(ユリ)わたし入ってないじゃない。
(シャロン)まだあなたには全くお話してないんですもの。ご都合はいかがかしら?
(ユリ)いつよ?
(シャロン)明日です。
(ユリ)どこに行くの?
(アロエ)みんなで行くんだよ。
(シャロン)そ、その、去年行けなかったので、今年はぜひ行きたいと思いまして。
(ユリ)あ、もしかして「あれ」のことなんだ。なぁーんだ、そういうことだったんだ。わたしも明日は何にもないから、行くよ。
(シャロン)ユリさんも「参加」ということで。5人になりましたわね。それであともう1人来ることになりましたのよ。
(ユウ)教えてよ!
(シャロン)残念だけど、今は教えることはできないわ。明日の楽しみに取っておきましょう。